高血圧や頭が痛い時に刺激する耳つぼ

つぼは、東洋医学で重視される気の出入り口として機能しています。この部分を刺激することにより、身体の中で滞っていた悪い気を体外へと放出するとともに、新しい気を取り入れることが出来ます。これにより気の流れが改善されるので、正常な状態へ回復させる自然治癒力が引き出されることになります。

自然治癒力は、誰にでも備わっている能力であり、これを引き出すことにより身体へ負担がかかる様なことはありません。つまり、つぼを刺激することによる身体への良化は、副作用に見舞われる危険がないということです。つぼは、経絡に沿って身体中に分布しているのですが、その中で特に耳の中にあるつぼを対象としているのが耳つぼ療法です。

耳つぼ療法は、食欲を抑制するという内容で紹介されたのがきっかけで、主に痩身という皮下脂肪の減少を目的としたダイエットのメニューに組み込まれていました。しかし、高血圧や頭が痛いなどの不調に対しても改善効果を期待できます。これは、前述したように耳つぼを刺激することにより、気の流れが改善されて自然治癒力が引き出されるからです。

このために、高血圧や頭が痛いなどの不調も、身体全体を良化させることにより改善されることになります。自然な状態に回復させることによるものであり、高血圧や頭が痛い状態を改善することと引き換えに何かの機能を喪失する様な内容ではありません。耳つぼに小さな鍼を打ち込むという内容で、苦痛を感じる様な内容でもありません。

高血圧治療として特化したものではないので、現代医学と比較すると即効性という部分においては見劣りがします。しかし、安全で他の状態の良化も期待できるということが、この療法のメリットといえます。